とあるひなびた温泉街、幼い兄妹が一人のおばあちゃんと一緒に住んでいました。 少年は、身寄りの無い自分を引き取ってくれたおばあちゃんに、早く恩返しがしたい。 早く大人になって楽をさせてあげたい……。 そんなことばかり考えながら日々を過ごしていました。
それから、何年かの時が過ぎて——
主人公は受験を経て、地元の美星学園に入学します。志望校への合格を誰よりも喜んでくれたおばあちゃんでしたが、そんな矢先、おばあちゃんは突然亡くなってしまうのでした。
おばあちゃんに恩返しができなかった……。
一時はふさぎこむ主人公でしたが、旅館の一人娘で幼馴染みの「結衣」や、陽気な先輩「翠」の気遣いもあり、主人公は少しずつ前向き始めます。なにより、妹の「ななの」を自分が守っていかなければならないという気持ちが、主人公を悲しみから立ち直らせたのでした。
そうして約一年が過ぎ、夏休みも近づく7月のはじめ—— 学校には女の子が転校して来たり、「うそつき少女」と呼ばれる女の子が現れたりと、主人公の周りは何やら騒がしくなり始めるのですが——。

